展示内容

鋳物芸術作品(モニュメント)

   

鋳物は手間をかければいろんなものが制作できる。
梵鐘、茶の湯の釜、鉄器、現在は産業機械のベット、テーブル、各種自動車部品、水道管、鉄蓋、バルブ、半導体部品など種々、そのような中でモニュメントを取り上げ展示。

展示の例

  • 木炭アイロン→電化製品以前のアイロン、
    戦後インドネシア等、東南アジア向けに大量に出荷された。外貨獲得のために貢献
  • カルドロン鍋→インドネシア等、東南アジア向けに大量に出荷された。
    このため鋳物にホーローがけの技術も向上した。
  • 鋳物職人の専用工具→型込み時の型落ちなど不具合発生時に、型修正を行う専用工具、 職人が各々に考案してより良い物を手作りしていた。
  • 鋳物灯篭→宮廷など社会の上流階級の人々が、病になるのは魑魅魍魎(ちみもうりょう)の せいだとして、そのような悪霊退治のための明り取りとして軒下に吊るした。
    「暗闇は不気味で不安であった」
  • たたら板(踏鞴板)→金属を溶かす甑炉(こしきろ)に空気を送り込む道具
    古式ふいごの模型(たたらをもとに、岐阜鋳物会館にて制作)
    現物の1/3の縮尺にて制作した、踏鞴による送風装置、この装置で風を起こし、金属を溶解した。
  • 古文書など→創業450年の岡本家の古文書の一部などいろいろ
  • 防火具→明治中期から末頃使用されていた鋳物屋の防火服
  • ストーブ→木材、コークス等を燃料とするストーブ
  • 梵鐘、半鐘、鰐口、銅鐸→仏式の装具品など行事使用品など。
  • 鍋、釜、釜輪(釜鍔)、五徳、風鈴→昔の日用品